私たち新入社員は「ミライ思考」というテーマをもとに社内報の制作を行いました。
「ミライ思考」について考えるにあたり、私たちは「これからのコミュニケーション」に着目しました。
コロナ禍で以前より直接的なコミュニケーションを取ることが難しくなっていることや、オンラインでの会議が増えたことなどから、コミュニケーションの形が変わってきていると感じます。
これから先、お互いが気持ちよく円滑なコミュニケーションを築いていくには、どうしたらいいのか。
私たちはこの問いから様々なことを議論し、一つの答えを導き出しました。
それは、円滑なコミュニケーションを築いていくためには、自分の「好き!」を最大限に出せる場所が必要であるということ。
ありとあらゆる趣味の人や偏愛と出会える場所を通じて自分を表現し、心を開くことができる場をつくりたいと考えました。また、新入社員ということもあり、一日でも早く、名前と顔を知ってもらいたいという想いから「社内コミュニケーションマーケット」というイベントを開催することにしました。
また、「自分達を知ってもらう」だけではなく、イベントへ参加した社員同士でコミュニケーションが生まれるような仕組みづくりを一から検討しました。
仕組みの一つとして、マーケットの通貨を会場に来た社員の「情報」にし、冊子と引き換えに皆さんの趣味や大切なモノを教えてもらうことでコミュニケーション創出を図りました。
また、今回の社内報の冊子は印刷センターでの研修期間中に様々な社員の協力の元、自分たちで実際に印刷から加工、製本まで行いました。実際に印刷の流れを学ぶとてもいい機会にもなり、ものづくりからイベントの開催まで一貫してできることが、当社の強みだと実感することができました。
実際にイベントを開催して、「あの人、自分と同じ趣味を持っていたんだ!」「なんだか意外…!」など沢山の新しい発見をすることができました。
当日は予想以上に多くの社員の参加があり、素敵な時間を過ごすことができました。
「またやってほしい!」という嬉しい声も…!
趣味の話、プライベートの話は一見仕事をするうえで関係のないことに見えますが、そのようなコミュニケーションはお互いの信頼を生み、新たな価値を生み出すと思います。
今回のイベントで生まれた「新しいコミュニケーション」の形を大切に、これからも心地の良いコミュニケーション創り、コミュニケーションデザインを私たちから実施していきたいです。
Writer / 大沼 紗采、庄司 結衣、杉山 愛、鈴木 隼人、土井 聡