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【2019年06月特集】新人が先輩に仙臺横丁フェスを聞いてみた!

今年で2回目を迎えるユーメディアの自社開発イベント「仙臺横丁フェス」。

昨年の第1回では来場者数約2万人と賑わいをみせました。

「おもいを、カタチに。みんなを、ゲンキに。」をモットーに、日々地域に寄り添いながら情報発信やイベント企画に携わる4名に、「仙臺横丁フェス」開催のきっかけや、地域に対する思いについて、ユーメディアの新入社員4名が聞いてみました。

【取材対象者】(写真手前左から時計回りに)

・メディア事業部 メディア開発チーム2グループ 主任 児玉 龍哉

・営業開発部 営業開発2チーム 副長 北村 一宏

・メディア事業部 メディア開発チーム2グループ 下田 恭平

・プレスアート 編集部 Kappo・別冊 編集長 梅津 文代

 

――本日の取材は皆さんにカードを引いてもらい、そこに書かれたお題についてお話しいただくスタイルにしました。どうぞよろしくお願いします!

北村 それでは始めましょうか!

全員 かんぱーい!

 

――仙臺横丁フェス(以下横丁フェス)開催のきっかけを教えてください。

児玉 新たな自社イベントを企画するにあたり、「周遊」をひとつのテーマにしました。仙台駅前の開発が進んだこともあり、どうしても駅前に人が集中している現状があったので。

 

梅津 新しいお店や施設が駅前に集中しましたもんね。

 

児玉 どんなテナントに人が集まっているのかを見てみると、全国規模のお店がとても多いんです。それだと、街の個性というものが見えにくくなってしまいますよね。そもそも仙台は観光スポットが少ないとも言われているのに。

 

梅津 確かに仙台市内には観光スポットらしい場所が少ないですよね。

 

児玉 仙台に暮らしていると当然の存在になってしまっているけど、光のページェントで有名な定禅寺通は、初めて見た人が驚くくらい街路樹が立派で景観もすばらしく、仙台を象徴する魅力的な場所だと思うんです。そんな定禅寺通に向かうように、街のいたるところに賑わいを作ることで回遊性を高めれば、仙台の様々な魅力に触れられると感じていました。そう考えていたとき、「横丁」は仙台駅周辺だけでなく長町や北仙台にもあるなと思いまして。この「横丁」が回遊のキーワードになるのではと、仙台の横丁を疑似体験してもらうために始めたのが「仙臺横丁フェス」です。

 

――横丁の疑似体験!たとえばどんな工夫があるのですか?

児玉 このイベントならではなのは、畳席です!屋外ですが畳を敷いて、居酒屋のような雰囲気にしてあるんです。

 

下田 昨年実際に座ってみたんですけど、いつもとまた違ったリラックス感があって楽しかったです!市民広場でのイベントは椅子とテーブルが並んでいる場合がほとんどだと思うんですけど、横丁フェスでは畳に座って低い位置から店舗を見上げる形になっているのが、とても新鮮でした。他のお客さんのにぎやかな会話が聞こえてきたりして、こういうイベントって新しいなと思いましたね。

 

昨年の「仙臺横丁フェス」の様子(畳席)

 

――出店された方からはどんな反響がありましたか?

児玉 「こんなにお客さんが楽しそうにしているイベントは久しぶりだった」とか、「こんなにビールが出るイベントはないよね」というお声をいただきました。

 

梅津 やっぱり横丁っていうとビールのイメージなのかな。

 

児玉 そうなんですかね。一部のコアな横丁ファンの方には「横丁感が足りない!」というご意見もいただきましたが…。最初の3年は横丁初心者向けのイベントとして展開しながら、その後は横丁文化を浸透させられるようなイベントになっていけばいいなと思っています。

 

――仙台にとって横丁はどんなところだと思いますか?

北村 仙台を表すひとつの文化だと思います。でも、「横丁」が仙台の魅力的なカルチャーであること自体、案外知られていなかったりするんですよね。

 

梅津 以前Kappoで「仙台の横丁」をテーマにした特集を組んだ時、“横丁って何なんだろう”っていう話を居酒屋評論家の太田和彦さんにお伺いしたところ、「横丁が東日本の文化、屋台が西日本の文化」と教えていただきました。アーケード街含め、小さなお店がわーっと並んでいる横丁って東日本の文化なんだそう。

 

一同 へぇ~!

 

梅津 東北は寒いし雪も多いので、屋根がある場所に文化ができたんでしょうね。

太田さん曰く、横丁のいいところは酔っぱらって歩いても許されるところ(笑)。酔っぱらったまま、はしご酒して「やってる?」って入ったお店で、たまたま居合わせた他のお客さんと話がはずんだり。横丁に行く人はそういう偶然の交流が楽しくて行くんじゃないかな。それと、横丁ではお店の人がお客さんをよく見てくれてるんです。お客さんが楽しく飲めるように気にかけながら、お店の雰囲気を作ってくれてます。

 

北村 でも、はじめての人は、お店の人とお客さんの距離感や関係性が近いことを、逆に入店のハードルに感じてしまうのかもしれませんね。

 

梅津 いわゆるチェーン店の居酒屋にはないようなコミュニケーションはすごく多いと思う。人と人との関係が一番濃いのは横丁なんじゃないかな。そんな横丁のことを知る、お店の方とつながる、そういったきっかけに横丁フェスがなれるといいですね。

 

児玉 “お店の人とつながること”に関して言えば、横丁フェスは出店者とお客さんの会話のフィールドが少ないことが課題なんです。

 

梅津 お店の人とお客さんがコミュニケーションを取れるようなゲームができるといいかもね。実現するかはわからないけど、お題が書いてあるカードを配ってみたり、借り物競争みたいなことをしてみたり。イベント内のコンテンツをインスタに載せてくれたら一杯無料券プレゼント!みたいな感じにしても新しいお客さんづくりにつながるかも。

 

北村 実際の横丁にあるお店の紹介ブースがあっても面白そうですね。

 

下田 横丁フェスに来てくれたお客さんが実際に横丁のお店に足を運びやすくなるように、次の展開につながる施策ができるといいですね。

 

北村 社員旅行で沖縄に行ったとき、みんなでせんべろ(“千円でべろべろになれる”ような価格帯の飲食店)のお店をはしごしたんです。その時、お店ごとの文化や色があるのは素敵だなと思いましたね。

 

梅津 自分でお店を探し出す探検感がいいよね。横丁にはいろんなタイプのお店があるから、自分に合うところを見つけられるとハマるかも!

 

――イベントの開催によって、どのような形で地域貢献できていると感じますか?

下田 地域の文化にどうつなげられるかという視点を持つことが、ユーメディアのイベントの在り方だと思うんです。イベントを開催することで完結してしまうのではなく、イベントのその先に、地域に何かを還元できるように考えながら企画、運営しています。

 

梅津 イベントを通して、来てくれたお客さん一人ひとりに「仙台ってこんなのもあるんだ」「私ってこんないいところに住んでるんだ」って思ってもらえるといいね。そんな思いが循環していって欲しい!

 

児玉 良いイベントには、出店者にも、来場者にも、企画者にも、「地元愛」という共通項があると思うんです。「地域貢献ってなぜするの?」って聞かれたら、「地元が好きだからだよ!」って。若い人が県外に出ていくケースも多くなっているけど、出ていくとき誰だって後ろ髪をひかれる思いがあると思うんです。その後ろ髪を引く思いの正体って「地元愛」じゃないですか?横丁フェスをはじめとするイベントを地元愛を深める要素のひとつとして、その後ろ髪を思いっきり引っ張ることのできるものにしたいです。

 

下田 東北にはまだまだ眠っている魅力があると思っています。そんな魅力を掘り起こして、目に見える形、リアルに体験できる形にするって考えたとき、ユーメディアのイベントはすごく意味のある事業だと思います。

 

梅津 一度仙台を離れた人にも、地元を誇らしく思って欲しいね。だからこそ、地元の良さを実感してもらうためにもこういうイベントって大事だよね。

 

児玉 地元から離れれば離れるほど地元の良さに気づきますよね。そこで育った感覚というか、東北のDNAが刻まれているというか…。このDNAは受け継いでいきたいですね。

 

――横丁フェスを今後どのようにしていきたいですか?

北村 まずはこのフェスをきっかけに仙台の横丁文化に触れてもらい、実際に横丁に足を運んでもらえるようなイベントにしたいです。文化に価値を見出し、それを仙台だけで循環させるのではなく、県外の方にも興味を持っていただけるような。仙台がもつ文化のファンを創り出せるようなイベントにしていければいいんじゃないでしょうか!

 

下田 仙台を代表するようなイベントに育てていきたいですよね。

 

北村 仙台の横丁文化の魅力をまだまだ伝えきれていないと個人的には思っています。だから、より多くの人にPRできるような働きかけをするのが我々の仕事ですね。

 

児玉 県外の人にも、仙台の魅力として感じて欲しいですよね。そして県外に出た人には「仙台、楽しくなってるじゃん!」って感じさせたい。

 

下田 東北の魅力を発信するコンテンツに携わっている一人として、イベントを通していろいろなメッセージを伝えていくのが我々の使命だと思っています。

 

児玉 地域が魅力や強みをもっていても発信しきれずに、知られていないことも多いと思うんです。だけど仙台にはそんな魅力や強みを発信するための、弊社媒体の『せんだいタウン情報 S-style』『Kappo 仙台闊歩』など地域を網羅する情報誌も確立されています。横丁フェスをはじめとするイベントも、そういった情報誌のように地域の文化や情報を発信していく一つの“媒体”として盛り上げていきたいですね。

 

【編集後記】

日々、地域に寄り添う気持ちを大切にしている4人の先輩たち。私たちの地元・東北に刻まれてきた東北のDNAを絶やさないためにも、ユーメディアが持つ独自の媒体で新人の私たちも地域をもっと盛り上げていかなければ!とあらためて感じました。

【取材&原稿作成】

2019年ユーメディア入社

堀越 帆波/織笠 徹/高橋 宏祐/笠原 萌

(写真向かって左から)

 

仙臺横丁フェス【開催概要】

【概要】

7月5日(金) 16:00~21:00

7月6日(土) 11:00~21:00

7月7日(日) 11:00~19:00

【場所】

仙台市役所前 勾当台公園市民広場

 

関連リンク

仙臺横丁フェスFacebookページ

バル仙台

仙台の横丁 壱弐参横丁・文化横丁編

事業ドメイン>自社開発のメディアコンテンツ

 

店舗情報/ワイン食堂 enji

宮城県仙台市青葉区一番町2-3-37 (文化横丁)

TEL:022‐748‐5877

営業時間:17:00~24:00

定休日:日曜日

取材場所としてご協力いただいたのは文化横丁に店を構える「enji」さん。落ち着いた雰囲気の店内で、美味しいイタリアンとワインを中心としたお酒を楽しめます。

Credit

メディアプロモーション部 クリエイティブチーム
Photo / 下山 浩
Design / 佐藤 南津子
Director / 岩本 理恵

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