【2020年11月特集 vol.2】『ミライサミット』アフターセッション

 

「CS全社大会」として27回の歴史を重ねたユーメディアグループの年次社員総会。

 

今年は、従来の形から一新し「ミライサミット」としてオンラインで開催しました。

 

何もないところから約1か月という短い期間で完走を成し遂げたその背景には、いったいどんな人物・組織が動き交わっていたのか。そして、あのクリエイティブな“サミット”はどのようにして、うまれたのか。

 

それを探るために運営チームの皆さんに『ミライサミット』アフターセッションをしてもらいました。

ファシリテーターはサミット内の『ミライサミット』でも多彩なトークを展開した酒井CCOです。

 

メンバー

1.2.3.4.5.

1.  全体統括 今野 彩子 経営企画担当取締役

2. クリエイティブ統括 酒井 裕希 チーフクリエイティブオフィサー

3. 総合ディレクション 矢野 弘樹 デジタルマーケティングチーム 課長

4. 企画運営事務局 西村 聡美 人材開発チーム 課長

5. オンライン配信ディレクション 佐々木 公佑 デジタルマーケティングチーム 主任


 

ミライサミットはみんなのもの

 

 

酒井:「CS全社大会」の形を守るのか、新しいものに変えるのか、その決断は彩子さんでしたよね。

 

彩子:2014年に現社長が就任してからいろんなことを変革してきたんです。組織・働き方・会議・人事制度や採用手法・コミュニケーションツール…

 

彩子:「CS全社大会」だけが従来型で継続しているのが5年くらい前から気になっていたんです。でも歴史のあるものだし…と、引きずってきたんですけど、コロナになってどうしたいのかをゼロから考えることができたんですよね。あと、この運営チームの皆さんとの雑談が原点でもあります(笑)

 

酒井:コロナウイルスの影響で我慢するっていうより、別の章になったって考えると、無理矢理にリアルでやって何が生まれるんだろうって、そこで向き合うきっかけが生まれた瞬間でしたよね。

 

彩子:オンライン開催についてはいろんな声があって。でも全プログラム・全社員オンラインでやるって決めて、一気にいい形に変えられたのはこのチームの皆さんのおかげだなって思います。

 

酒井:何のためにやるのかを問い質したら「もっと別な方法もいろいろあるよね!」とアイディアが開放された気がします

 

彩子:ユーメディアのすごいところって、経営的な課題とか全社に関わる話にみんながワッと意見を出してくれること。その姿がミライサミットを創ったと思っています。

 

酒井:誰もが「参加したぞ!」っていう手触り感は抱いたはず。今までは経営層や管理職の人のビジョンを一方通行で聞く場っていう感じが強かった。

 

酒井:でもミライサミットは1か月経った今も、“祭りのあと”感があるじゃないですか。楽しかったなぁ~!あの夏!みたいな(笑)

 

西村:「CS全社大会」は総務中心で総務のものって感じで、失礼のないように、つつがなくやるっていうものだったけど、今回はみんなのものになったと思う。

 

酒井:今までは演者と観客っていう構図。でも今回はライブにみんなが参加していて、お客さんは誰一人といなかった気がします。

 

 

変わることが日常

 

 

酒井:佐々木さんのところへ「ミライサミットみたいな事をやりたい!」という相談や問い合わせがとても増えているんじゃないですか?

 

佐々木:そうですね。イベントや社内の大きいミーティング、式典などが開催できなくて困っているお客様が多く、今、営業のメンバーから沢山の相談をいただいています。

 

佐々木:ミライサミットを経験して、「うちではこんなオンラインイベントの企画と運営ができる」っていうことを自信もって社員がお客さんに言えるし、私自身も「世の中にこんなに求められているんだ」ということに気が付くことができたいい機会でした。

 

彩子:時の人だ(笑)

 

酒井:「#オンラインイベントの人」みたいな新しいタグ(笑)

 

佐々木:新しいカテゴリがつきましたね(笑)

 

酒井:オンラインイベントとか映像とか、ユーメディアで作れるじゃん!って普段の仕事で関わっていないと知ることができなかったことが、強制的にアピールできたね。

 

矢野:ミライサミットは、今までやってきた経験やスキルの集大成!とまではいかなくても、WEB・イベント・映像・ハードウェア・ソフトウェア・ネットワーク・撮影・音響…など、かなりたくさんの要素が入っていたのは確か。

 

西村:矢野さんよく「わかんないっす」って乗り込んできてましたね(笑)

 

彩子:わっかんないよね~。言ってる私もわかんなかったもん(笑)

 

矢野:最初は、体制とプログラムの内容しかわかんなかったからね。ただイメージのヒントとなるコミュニケーションを彩子さんや西村さんととっている内に、アウトプットのイメージが「ぱっ!」と出てきたんです。

 

酒井:まぁ、でも存在しないものですからね。何もないところに飛び込んだから…今よく、変わることができる人や組織が強いって言いますよね。生物も同じで環境にあって進化しないと死んじゃうみたいな。

 

西村:『この世を生き残るのは力の強いもの、頭のいいものではない、最も変化できる生き物だ。』ダーウィンの言葉と言われていますよね。好きな言葉です。

 

酒井:だからほんと、ミライサミットはよかったと思う。

 

彩子:うちの会社は変わることが当然なんだ、日常なんだっていうことをみんなで発信し合えた。

 

彩子:新しいものがいい、おもしろいものがいいっていうのは何となくみんなで共有できていたし、どうなるかわからないけどやってみたらいいじゃんっていうライトな感じがあったら、当日の演出の変更も生まれたのかなって。

 

 

オーディエンスのはねかえり

 

ミライ表彰は矢野の当日の発案で、演出が変更された。

 

矢野:社長のいるところに表彰される社員が受け取りに来るのは今まで通りだと思って、よくテレビでは、芸能人がお宅や楽屋にお邪魔するシーンがあるように、社長が社員の元へ行くスタイルが単純に面白いと思った。

 

矢野:フロアの移動中をそのまま配信したことでワクワク感を与え、生中継さを演出していたでしょ!?ネットワークの不安や失敗が先に頭をよぎることはなかったね(笑)

 

酒井:当日の変更はみんなからの反応があったから変えようと思った?それともその逆?(笑)

 

矢野:社員みんな、おもしろいことをやろうとしていることに気付いて、それを理解したら、そのはねかえりで新しいアイディアも生まれた。

 

矢野:ユーメディアの表彰が終わって、プレスアートの番になったとき、勝彦社長(㈱プレスアート代表取締役)がはっぴを着だしたり、「俺が振り向いたらこう撮って!」みたいな演出まで共有されて(笑)

 

酒井:漫才じゃないけど、周りの空気が変わったら、別な方法で笑わせようとするのと同じで、はねかえりがあったのかな。

 

矢野:こっち側でやりたいことを伝えると相手も準備してくれるから、より演出が深まった気がする。

 

西村:やる側だけひたすら頑張ってもそういうのって生まれないですよね。“オーディエンス力(りょく)”ですよ、最近、私の中でこれが流行っているんです(笑)

 

酒井:”オーディエンス力”っていい言葉ですよね。空気って大事。

 

西村:よくオンラインってそれが難しいと言われるじゃないですか。これから流行らせようと勝手に思っています(笑)

 

彩子:チャットもたくさん書きこまれていたもんね。

 

西村:双方向性感がうまく出ましたよね。

 

佐々木:思い切って去年までのプログラムを大きく変えて、みんなが参加できるんだよっていうのが伝わる内容にできたのかな、と思います。

 

酒井:今までは、話した側はみんなに伝わったかどうかをその場で体感することがあんまりなかったですよね。だから今回話した人は、はねかえりをすごく感じたんじゃないかなって。伝える側も伝え方を工夫していかないといけないってことも。

 

彩子:その点でいうとミライサミット前半のやり方は次の課題でもあるね。

 

 

その瞬間の熱量、ミライ宣言

 

彩子:閉幕後にとったアンケートの回答には、聞く側にも工夫があればもっとよかったっていう意見があったね。

 

矢野:ひとつの画面を数人で見ていた拠点やチームもありましたからね。

 

酒井:一人ひとりが、思ったことを思ったときにパッと発言できるのが、オンラインの良さでもあるから、社員一人ひとりと完全につながっている環境が創れたらもっとおもしろいかも。

 

彩子:会社が一方的に発信して終わるんじゃなくてオーディエンス力を磨くためにもね。

 

酒井:あと、その時の熱量を書き留める意味でも。熱量を書き留めるといえば、みなさんも当日「ミライ宣言」書きましたよね?そこを少し掘り下げたいと思います。

 

 

ミライ宣言とは

 

こちらの記事をご覧ください。

【第1部】「27歳の私が27年の歴史が動いた瞬間『ミライサミット2020』をレポートします」

 

佐々木:ゲームチェンジしていける人って世の中の動きに合わせていける人だから、イニシアティブとってやっていかないとダメだと思って、これに。

 

西村:一般的に皆がイメージする人事という固定概念に縛られず、シンプルに『もっとよくするためにはどうしたらいいんだろう』っていうことを原点にやっていくと新しいHR(ヒューマンリソース)像が出てくるのかなーって。仙台は東北イチの都市なので大きく出てみました。

 

矢野:印刷の良いところは新しいメディアに採用して、また新しいメディアの良いところは逆に印刷にも取り入れる。多様な時代において、固定概念を壊し、ルールや働き方、チェック方法、マネジメントシステムなどを柔軟に取り入れることがこれからは重要。アウトプットは変わっても、お客様とのプロセスや大事なポイントは何も変わっていないから、こう書いたんだよね。

 

 

酒井:僕は“ユーメディアっぽい”っていう文脈をとことん壊す側。新しい面が現れたときに、またユーメディアを好きになってもらえたらいいなと。ひとつ変なことをやると急に可能性が広がるから。

 

彩子:「信じられないことは信じることから生まれる」っていう言葉が好きで。まさにミライサミットはユーメディアグループの底力を信じたからできたし、信じることができたからこそ、また信じられないことを起こせるだろうなって思った。そうやってユーメディアグループの存在感と影響力を高めて変革していきたいな~。

 

 

みんなのミライサミットを実現させた背景

 

 

矢野:一人でも欠けたり、手を抜いたらうまくいかなかった。みんなが空気を感じて自主的に動いたのが大きいと思う。

 

彩子:必死にやろうとしていたね。リハに参加した司会担当の社員が私たち運営側の気迫を感じて、「やばい、本気でやらなきゃって思った」と言ってましたよ(笑)

 

酒井:うまくやろうということより、チャレンジしてみる、やったことないことをやることが大事かもって思った人もいたと思う。自己進化しなきゃって思っている人が多いんじゃないかな。

 

彩子:自分たちでゼロから作ることが普通だと思っているんだよね。それをみんな仕事でもやっているし。

 

佐々木:抵抗がないんですよね。逆に形の決まっているものを扱うのがすごく苦手ですよね。あと、変わらないことに危機感を覚える。

 

矢野:ミライサミットをやる前からオープンマインド&リスペクトっていうメッセージが前振りにもあったからかな。

 

西村:コロナ禍での危機感をみんな心の奥底で感じていたからこそ、前向きなメッセージが響いたんじゃないかなと。

 

酒井:ミライサミットには「社会の中でユーメディアとは」っていう広い志があって、プラスのモチベーションにしてくれたらって思っていました。

 

西村:こういうことができる会社なんだって社員が誇りに思ってくれたら、こんな嬉しいことはないですね。

 

彩子:「ユーメディアグループってすごいと思った」っていうアンケートの回答も多かったから、グループ価値へのエンゲージメントを高めるっていう大きな目的は達成できたのかな。

 

酒井:みなさん、ありがとうございました!

 

【編集後記】

社長が社員に向け発信した「変化できる者が、結局は強い」というメッセージ。

ユーメディアグループの社員には変化を楽しみ好む、挑戦し続けるDNAが沁みついているようです。

ユーメディアの人×組織×クリエイティブが生んだ新しいグループ価値。

これからのユーメディアグループの未来が楽しみです!

Credit

Writer&Photo / 阿部ちはる

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