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【社長対談vol.08/JIMOTO】”ケーキ”と”印刷”から始まる新たな挑戦<1>

ユーメディア今野社長とアルパジョン益野社長

お客様を思う企業精神
今野アルパジョンさんは、今年4月から新しく季刊誌を発行されましたね。企画から印刷まで弊社にお任せいただきありがとうございました。完成したものを拝見して、お客様を大切にする姿勢を改めて感じました。そういった企業精神がどんなところから生まれたのか伺いたいです。

 

まいにちアルパジョン

2021年4月に完成したアルパジョン初めての季刊誌。アルパジョン各店の店頭にて配布を行っている。

 

益野社長/最初の出発点としては、幼い頃から親に『損して得(徳)取れ』と言われてきたことが影響していると思います。例え人気店であっても、「今日は売り切れました」と言ってお客様を帰らせることはあり得ない。せっかく来ていただいたお客様には、満足して帰っていただきたい。お店を始めた時から、そう思ってきました。かといって、とにかくたくさんケーキを作ればいいというわけではありませんよね。1号店を出してから30年間、店舗や曜日、時間帯ごとの来店状況などを細かく研究し続けて、今では廃棄を出さずに閉店時間までケーキを提供できるようになりました。

 

今野/素晴らしいノウハウですね。30年にわたって培ってきた地域の方たちとの信頼関係があるからこそですね。

 

益野社長/お客様との信頼関係こそが、商売の根源です。現在アルパジョンは県内に6店舗ありますが、同じ県内とはいえ、その地域ごとにお客様の特性も異なります。そういった土着性(地域性)を分析して、そのニーズにしっかりとこたえる。そうすることで、お客様からも信頼していただけると思うんです。自分の「こだわり」でケーキを作っても、それは「こだわり」という決められた枠の中でしか発展せず、お客様が求めるものにはなりません。だから私は、「こだわりの先」を見るようにしています。しかし、お客様との距離が離れすぎてはいけないので、お客様の“半歩先”を行くお店づくり、商品づくりを心がけています。

 

左:石巻総本店 中央:石巻中里店 右:仙台泉八乙女店

左:栗生店 中央:4号線岩沼店 右:大河原店

 

今野/「お客様の半歩先を行く」。とても参考になる心構えですね。季刊誌の中では、お客様がお子様の「初ホームラン」を祝うためにオーダーしたホールケーキが紹介されていましたね。とても豪華で手の込んだケーキに感激しました。

 

益野社長/ありがとうございます。アルパジョンの基本理念の中に、「私たちは、ホールケーキを通じて、お客様に幸せな時間を提供いたします。」「私たちは、お客様の記念日に選んでいただけるお店を作ります。」という項目があります。ケーキ屋としては、自分たちが作ったホールケーキで記念日を祝っていただけることが一番うれしいんですよ。だからどんなに些細なことでも、お客様からのご要望にはできる限りお応えしています。また、各店舗にはホールケーキ専用の大きなショーケースを設置し、予約なしでもお好きなホールケーキを買って帰っていただけるように準備をしています。誕生日や一般的な記念日だけでなく、毎日のうれしい出来事もアルパジョンのホールケーキでお祝いしてほしい。そんな思いを込めて、「365日記念日 withアルパジョン」というメッセージをさまざまな場で発信しています。

 

 

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Credit

Creative Director & Designer/ 田向 健一
Interviewer & Writer / 澤田 朱里

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