広報ワークショップ/松栄堂様
岩手県一関市に本店を構える和菓子店「松栄堂」様にて、広報ワークショップを実施しました。
伝統を大切にしながら新しい層へのアプローチにも挑戦している同社が、広報活動をより効果的に進めるために、目的やターゲットを整理し、自社に合った広報戦略を描くサポートを行いました。
きっかけ・背景
松栄堂様では、SNSやマスメディアを活用した情報発信を行ってきましたが、
- 発信が施策ごとに断片的になりがち
- 部署や担当者によってターゲット像の捉え方が異なる
- 広報の目的が「売上増加」以外に言語化されていない
- 新型コロナウィルス感染症の流行もあり、なかなか先を見通すことができなかった
- 改めて戦略を立てていくにあたって手を入れなくてはいけないと分かっていながら出来ていなかった
といった課題を感じておられました。
「広報活動をどう整理し、社内全体で共有していくか」というニーズから、当社の広報ワークショップを導入いただきました。
実施したこと
ワークショップは全3回にわたり、段階的に進めました。
第1回
- KGI(お客様ゴール・戦略目標)の確認
- メインターゲットの洗い出し
- 検討段階ごとの仮説立て
第2回
- メインターゲットのペルソナ設計
- マインド・ニーズ・キーワードの仮説抽出
第3回
- カスタマージャーニーマップの作成(現状把握)
- KPI(施策のゴール・戦術目標)の想定
- 獲得シナリオの設計(理想の姿を描く)
このプロセスを通じて、「目的 → ターゲット → 顧客行動 → 施策」へとつながる全体像を整理しました。
成果(お客様の声)
- 「社内でバラバラだった顧客イメージが共通言語になった」
- 「広報の目的や方向性を、社内で共有できる土台ができた」
- 「SNSやキャンペーンの発信が、点ではなく全体像の中で位置づけられるようになった」
特に経営層からは「広報はやり方次第で大きな売上増も見込める。改めて取り組む価値がある」との前向きな評価をいただきました。
今後の展開
松栄堂様では、ワークショップで整理したターゲットやカスタマージャーニーをもとに、
- SNS発信のガイドライン整備
- 店舗イベントと連動したプロモーション施策
- 顧客データの活用によるDM配信の強化
などをご提案させていただき、まずは出来るところから実践をしていただいています。
当社としても、引き続き伴走型でサポートを行いながら、広報活動が売上拡大につながるよう支援してまいります。
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