‟地元にこそ挑戦できるフィールドがある”
「地元の学生がこの地で、大きな可能性をもって活躍できる」そんな宮城をつくりたい。

 

進学を機に仙台に集まる学生の多くが就職と同時に首都圏へと出てしまう。この実態は仙台という地域にとって大きな社会課題となっています。
少子高齢化やコロナ禍で、新卒採用をめぐる状況も急速に変化している中で、企業側は採用活動をどう設計し、学生は自分たちが働く場所とその意義をどう見つけていくのかが問われています。

 

 

この課題へのアプローチの一環として、昨年2019年にユーメディアグループ初の試みとして、業界の異なる3社(株)ユーメディア×SKグループ(当時は(株)サイコー)×(株)ハミングバード・インターナショナル合同で「コラボインターンシップ」を企画。各企業の人事部門が力を合わせて行うことで、発信力が増し、学生へよりリアルな企業の魅力を伝えることができると実感しました。

Topics：2019.7.17【インターンシップ】3社コラボインターンシップ開催します

 

 

今年は昨年に加え、思いを同じくする企業の仲間を増やして開催。
地元企業8社と熱意ある39名の学生の皆さんが手を挙げて、ご参加くださいました。

 

今回のインターンシップの内容は、学生が企業を取材して企業の魅力が伝わるPR動画を企画から制作まで自分たちで取り組み、発表するというものです。

 

 

このようなインターンシップを設計した狙いは

・学生が自分目線で魅力を紹介することで「自分らしさ」を価値に変えるという経験ができる
・学生が動画の企画から制作までのプロセスを学ぶことで、グループ協働でつくりあげるという仕事の醍醐味を知ることができる
・企業が自分の会社の魅力を再発見できる

という点です。

 

 

 

 

全体スケジュール

 

10月20日(火)　参加企業ガイダンス(オンライン)

11月6日(金)　キックオフイベント　inエルパーク仙台

11月7日(土)～12月9日(水)　グループワークで打合せや取材・撮影を重ねPR動画を制作

12月10日(木)　発表会　inエルパーク仙台

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10月20日(火)　参加企業様への説明会をオンラインで開催

目的や方向性のすり合わせを行いました。このインターンを通じて、成し遂げたいことや意気込みについて意見交換をし、8社の気持ちを一つに走り出しました。

 

 

11月6日(金)　キックオフイベントinエルパーク仙台

 

内容
・インターンの内容説明
・動画作成をする担当企業の発表(各社に学生3～5名)
・各企業担当者との顔合わせとその後のスケジュール合わせ

 

開会のご挨拶では、取締役 今野彩子から学生の皆さんに向けて「このインターンは、地元を良くしたいという想いで実施しています。ぜひ全力で、前のめりで参加してください」というメッセージを伝えさせていただきました。

 

キックオフの中では、各社の事業内容や理念に関する簡単な説明と、動画制作のポイント、インターンにあたっての心構えなどをお伝えしました。

 

 

最後に各グループに分かれて、一緒に動画制作に取り組む仲間と企業の担当者と顔合わせ。和気あいあいと自己紹介をしながらスタートラインを切りました。

 

 

11月7日(土)～12月9日(水)　グループワークで打合せや取材・撮影を重ねPR動画を制作

コロナ対策を取りつつ、現地やオンラインで打合せ。
授業やアルバイト等で忙しい中、役割分担を工夫し、オンライン会議やグループチャットを活用しながら毎日のようにやり取りを重ねていました。主体的に、楽しく進めてくれていた姿が印象的です。

 

 

 

12月10日(木)　発表会inエルパーク仙台

 

 

内容
・学生が制作したPR動画上映
・企業担当者から学生へのフィードバック
・各企業経営者のパネルディスカッション

 

各社の特徴と学生ならではの感性がマッチした素晴らしい動画が次々に発表され、会場は大いに盛り上がりました。企業の経営者や人事担当者と学生が一同に会して行うインターンシップは県内だけではなく東北でも珍しく、地元企業にとっても多くの学びと気付きをもらう機会となりました。

 

 

 

 

ユーメディアグループの企業メッセージとして「ちいきのミライ、わたしたちから。」があります。そんなわたしたちが目指した、地域で人材を育てるということ。このコラボインターンシップの開催は地域への想いを同じくする皆さんと大きな可能性を感じることができる結果となりました。

 

ユーメディアグループはこれからも「JIMOTOコラボインターンシップ」の中核を担い、地域課題と向き合っていきます。