コミュニケーションをデザインするUMGらしい社員総会をレポート【ミライサミット2024】
ユーメディアグループ(以下、UMG)は、毎年9月の最終土曜日にグループ全社員が集う社員総会「ミライサミット」を開催しています。「ミライサミット」の前に発表された次期経営方針を軸に、UMGがより力強く全社員で前進していけるように土台となるカルチャーを醸成する場となっています。社内リソースを活かした企画・運営で、毎年ブラッシュアップを重ね、コミュニケーションデザインカンパニーらしい「ミライサミット」の全貌と裏側をお伝えします。
目次(各タイトルの間には、ミライサミットの裏側の様子等もお見せしていきますのでお楽しみに!)
1.“Next Stage!”今期UMGの1年間を貫くテーマ設定
2.経営との距離が近いUMGだからこそのコンテンツ設計
3.地域の未来共創を感じる対外的ステークホルダーの出演
4.テーマを仲間と自分ごとにする全社ワーク
1.“Next Stage!”今期UMGの1年間を貫くテーマ設定
昨年の「ミライサミット」のテーマは“チームワーキング”。
関連記事:UMG的チームワーキングでちいきのミライを切り拓くーミライサミット2023を開催しましたー
これは、社内外の多様な強みや個性を掛け合わせることで、創出するパワーを最大化しようというものでした。それを体現するように、UMGは2023年度も、お客様と地域とともに様々な挑戦を重ね、新しい価値創出へ一歩ずつ歩みを進めてまいりました。
▼この1年間で“チームワーキング”を体現した様々な事業や取り組みを一部ご紹介
・仙台オクトーバーフェスト2024 https://www.u-media.jp/media/topics/a371
・Bang BAR SENDAI(バンバルセンダイ) https://www.u-media.jp/media/topics/a380
・この街と24’夏 ~あそぶ まじわる からふる~ https://www.u-media.jp/media/topics/a366
・わたしをもっと愛そうフェス https://www.u-media.jp/media/topics/a385
・東北・人事リデザインプロジェクト https://www.u-media.jp/media/media_press/a357
今年の「ミライサミット」のテーマは“Next Stage!”。チームワーキングの土壌のうえに、さらに社員一人ひとりが主役となり気概をもって、現状を突破し、次なるステージにいこう、というメッセージです。
ステークホルダーの皆様と一緒に花を咲かせ新しい景色をみるために今期はこちらをテーマに1年間走り抜けます。
<今年の司会者は!こちらの3人!>
ミライサミットを一緒に引っ張ってくれる大事な役割を勤め上げてくれました。司会者は場面が変わるタイミングの微妙な時間調整に臨機応変に対応し、全社員でつくるミライサミットの場づくりを意識して、チャットのコメントも拾いながら、配信先の社員との双方向のコミュニケーションをとっていきます。
また、「ミライサミット」はオリジナルのオープニング映像から始まります。
こちらもクリエイティブを社員が担い形にしました。緩急ある映像に引き込まれ、気持ちがぐっと高まります。
2.経営との距離が近いUMGだからこそのコンテンツ設計
UMGがミライサミットの場で大事にしているのは、方針をトップから一方的に伝えないこと。ユーメディアとプレスアートの両社長が登壇するコンテンツでは、経営方針やミライサミットのテーマに沿って、社員が質問を両社長に投げかけます。社員自身が自分なりに解釈をしたことを率直に問いかけ、回答に対してそれをまた別の社員が自分に当てはめて言葉にしてみる、そうして自分たちの視座をできるだけ高いところに近づけていきながら、自分ごとにする時間になっています。
さらに事業部長が登場し、具体的なプロジェクト単位で展望を語るコンテンツでは、課長の横組織「CCJ」とのトークセッション形式も。
どちらのコンテンツも、いい緊張感や距離感は保ちつつ、未来志向で語り合う姿に一緒にわくわくできる時間です。
<配信チームの様子>
本番を想定しながら、リハで画面やカメラの切り替え等念入りに確認をしています。
3.地域の未来共創を感じる対外的ステークホルダーの出演
ステークホルダーdialogというUMGの対外的ステークホルダーの皆さんにご出演いただくコンテンツです。事前に撮影した社員との対談の様子を1本の動画にした映像を放映します。
ステークホルダーの皆様の事業や思い、UMGへの期待をステークホルダーの皆様の声をダイレクトに受け取り感じる時間です。今年の4テーマを簡単に振り返ります。
■共創のミライ×株式会社高速様
当社の主催イベント「杜の都の仙台オクトーバーフェスト」の今年のスペシャルパートナー(株)高速様と社員の対談では、“食”という共通点で地域の未来に貢献できるサステナブルなイベントにすることと、「一緒に“日本一”のイベントを目指しましょう」という心強いお言葉をいただきました。
■ダイバーシティのミライ×株式会社未来企画様
また、(株)未来企画様とは、現在一緒にとある取り組みを進行中で、その上流にある“ダイバーシティ”をテーマに対談をさせていただきました。収録は、(株)未来企画様が運営する複合福祉施設「アンダンチ」をお借りし、福祉が地域に開かれている場所でどんな思いでご自身の事業や当社との取り組みをご一緒いただいているのかお話いただきました。
■サイエンスのミライ×大草よしえ様
さらに、企業に限らず仙台市議会議員で特定非営利活動法人 natural scienceの理事を務められている大草よしえ様にもご出演いただきました。“サイエンス”をテーマに「仙台・宮城」にはまだまだ伝わっていない魅力、ポテンシャルがあり、それを引き出し伝えていくという点で当社にご期待いただいていることをお話しいただきました。人の知的好奇心がイノベーションの原点にあり、心豊かな社会を創造していく事に欠かせないことを“サイエンス”というテーマから伝えていきます。
ここまで、ステークホルダーの事業や思い、UMGへご期待いただいていることをステークホルダーの皆様の声を通じて感じられたことで、UMGのパーパス「ひととちいきのミライをゆたかにする」を様々な視点から考え見つめなおす時間となりました。
■ひとのミライ×内定者
ステークホルダーの視点は大きく変わり、来年4月にUMGに入社する内定者のみなさんが動画に登場。UMGで実現したいこと、自分の将来像への意気込みをANOTHER ○○○風に収録。撮影時のディレクションは入社1年目の社員が担当しました。高い志をもち地域愛あふれる内定者の言葉は、現社員の私たちにとって心強い仲間が増える期待と同時に、半年後、内定者のみなさんが入社してくる時に、その思いをしっかり紡いでいけるよう、もっとアップデートしていかねばとさらに心を奮い立たせてくれます。
4テーマそれぞれ、業種業界が異なる多様な方々の登場により、ステークホルダーの広がりと可能性を感じるたいへん貴重な時間となりました。ご出演いただきました皆様には、社員総会用の動画に、お忙しい時間を縫って快く撮影協力いただきましたこと、改めて御礼申し上げます。
<今年のミライプレゼンの様子を少しご紹介>
今年も、未来につながる発展的な取り組みを社員自らがプレゼン形式で全社員にシェアし、今後の展望を発表します。
ここでは、同日にぐりりパークで開催していたkhb5×S-styleの「カレーフェス2024」からの中継も!
地域密着型タウン誌「せんだいタウン情報S-style」と、視聴者と触れ合い、地域に開かれたテレビ局を目指す「khb東日本放送」。ラーメンや温泉など、これまでにもさまざまな企画でコラボしてきた2つのメディアが、来年共に50周年を迎えます。来たるアニバーサリーに向け、“地域を盛り上げる新たなお祭りを一緒に作りたい!”と始動したプロジェクトです。
4.テーマを仲間と自分ごとにする全社ワーク“Go to the Next Stage!”
今年のミライサミットのテーマである“Next Stage!”を自分に当てはめて考えていくグループワークを全社員で実施しました。昨年の全社ワークで一人ひとりが立てた“My purpose”を上流に置き、1年間のできたことできなかったことの棚卸と、自分の強みや特徴を事前ワークで言語化しておきます。グループワークでは、部門を跨いだグルーピングで、事前ワークをシェアすることからスタートし、周囲の人から見て、その人の強みや特徴は、こんなところもあると思うよ!と“ギフト”を送り合います。最終的にはそこで肉付けされた自身と仲間のパワーやカラーを掛け合わせた新しい自分の可能性(Next Stageの自分)を想像してアウトプットしました。
全社ワークはミライサミットのテーマを自分ごとにするために、オリジナルで作成し、検証やブラッシュアップを重ね、組み立ていきます。
全社員の「Next Stage!」は、この場でアウトプットして終わりではなく、この先も社員自身と仲間を奮起させる言葉であり続けられるように、日常への落とし込みの施策も実施します。現在仕掛けとしてイメージしているのは、下記のイメージ図のように、自分の「Next Stage!」を、台紙に印字された言葉の中から共感する言葉の近くに自分で貼り付けてもらうというもの。
実際の掲示をご覧いただくことができますので、当社の営業センターにお越しいただいた際にはぜひ社員にお問い合わせくださいませ!
さいごに
来年のミライサミットで、今年を振り返った時に、あちらこちらで「“Next Stage!”にいったね~」と私たち自身が誇れるように、そしてそれがつまりは地域や社会にとってのBENEFITにつながるシーンをたくさん創っていきたいと思います。また、ミライサミット自体も毎年振り返りや反省を活かしブラッシュアップを重ねていますが、こちらも“Next Stage!”にいけるよう、また変化します!と、ここで宣言をしておきたいと思います!笑
来年のミライサミットのレポートもお楽しみにしていただけますと嬉しいです。